生きがいのある夢を目指して



 皆さんは大学進学にあたって、自分の将来像をどのように描いていますか。現実社会の中で、私たちが、人間らしく健康で文化的な生活をするために必要とされる職業や活動等が無数にあります。華やかで目立つもの、目立たないが社会にとって欠かせない大切なもの等々です。働く人びとは、自分の職業の意味を理解し、生き甲斐や誇りをもって仕事に励んでいることと思います。
 ところで東北女子大学は、どのような考え方で、主にどのような職業を目指す人間形成のための教育研究を展開しているのでしょうか。本学は、「教育即生活」を建学の精神にして、人間資質の向上と高い専門的知識・技能等の修得を目指す「健康栄養学科」と「児童学科」の2学科から構成される家政学部だけの小規模単科大学です。400人規模の大学ですから、小グループ学習をはじめ、多くの場面で、学生の個性等に応じた教育研究の丁寧な助言指導が可能となっています。その結果、充実した学生生活を通して人間的にも、専門的知識・技能面でも大きく成長でき、卒業生は人物、専門性の両面で信頼される人材として社会で活躍しています。
 まず、「健康栄養学科」ですが、従来の家政学科を平成27年度に改名して、新たに管理栄養士養成を主軸にした活動を開始しました。ここでは健康維持に必要な「食」の研究、「食生活」の今日的課題である食と健康・病・心・スポーツ等に関わる分野で、社会貢献ができる高度な知識・技能を持つ専門職者の養成を目指しています。また、栄養教諭(1種)及び家庭科教員の養成を行い、食育と家庭生活分野で、活躍できる人材の育成も目指しています。
 次に、「児童学科」での学びと夢ですが、社会の変化とともに、学校教育等のあり方も常に変化しています。何時の時代にも、心身ともに健康で、未来を担う子どもたちを育てる教育活動は、個人にとっても社会にとっても非常に重要な仕事です。幼稚園・小学校教員、保育教諭、保育士等の職に就く人がいなければ、社会の全ての分野で能力を発揮している大人・専門職者の基礎教育は成り立ちません。
 両学科とも、あなた自身の夢と生き甲斐・誇りを充たす大切な仕事に就く準備を、熱意と誠意をもって支援します。