「子ども・子育て支援新制度」に向けて
 幼稚園が「学校教育法」に基づき文部科学省が管轄する「学校」であるのに対して、保育所は「児童福祉法」に基づき厚生労働省が管轄する「児童福祉施設」です。前者が満3歳から就学前の幼児を対象としているのに対して、後者は保護者が働いている等の理由で保育できない0歳から就学前の乳幼児を対象としています。それぞれ異なる背景やニーズから出発したものですが、近年、質の高い幼児期の学校教育・保育の総合的な提供や地域における子育て支援の充実など、子ども政策全般の強化・拡充を目指すために「子ども・子育て支援新制度」が検討されています。その議論を通して、「幼保連携型認定こども園」が構想・整備され、幼保の連携が進められています。



社会のニーズに応える保育士資格
 現在、「子ども・子育て支援新制度」への移行の過度期ということもあり、保育現場では「幼稚園教諭免許」と「保育士資格」の両方を取得していることが望ましいとされます。さらに、保育所が学校としての保育所が学校としての機能を期待される教育ニーズの高まり、乳幼児を預ける保護者の高学歴化などの社会状況などから、「4年制大学を卒業した保育士」を求める声が日に日に増してきています。
 それらのニーズに応えるため、本学では平成20年4月入学生より、小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許に加え、新たに「保育士資格」が取得できるようになりました。本学における教育・保育ノウハウの積み重ねをもとに、保育所や乳児院といった施設はもちろん、これからの認定こども園にも対応できる人材を育成しています。
保育士課程での学び
 保育士課程では「保育原理」「保育内容総論」「子どもの食と栄養」など、保育の本質、保育対象の理解に関わる科目の他、幼稚園教職課程とも共通する「造形表現」「音楽表現」「保育研究」及び「乳児保育」などの実技系科目によって、日常保育の実践的技術を着実に身につけていきます。
 また、乳幼児の成長・発達に対してのみ学ぶのではなく、「教育原理」「家庭支援論」「社会的養護」などの科目で、教育活動や保護者・家庭・地域の人々の保育・教育相談、子育て支援といったさまざまな仕事に対処していく知識や技術を身につけ、今後、教師としての役割を求められていくであろう保育者や管理職を目指す者にとって必要不可欠な幅広い力を養います。



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